コラム
全員閲覧可能
2021-10-29 13:51

株式会社アスパークメディカル 採用ご担当者様インタビュー(1/2)~「派遣×受託」のハイブリッドCROで、他にはないCRAのキャリアの可能性を提供~

株式会社アスパークメディカル 採用ご担当者様インタビュー(1/2)~「派遣×受託」のハイブリッドCROで、他にはないCRAのキャリアの可能性を提供~
株式会社アスパークメディカル(以下、アスパーク)は、CRAを中心に臨床開発やPV関連の人材の派遣をメイン事業としたCROとなります。一時期に比し、派遣に注力するCROが減っていくなかで着実に事業を拡大している点は、市場から評価されている証かと思います。

 また、並行して受託事業も徐々に拡大、更に最近臨床研究分野でも事業を開始し、業界でも存在感を増しつつあります。
実際業績も好調のようで、社員数160名(2021年4月現在)に対し、今期60名超の採用を計画しており、CRAを中心に臨床開発関連人材の採用にも積極的です。

 一方、派遣という就業形態に不安をお持ちのCRAの方も少なくないのですが、岡野様のお話を伺うと、それが杞憂であることがよくわかります。

 さらに、アスパークが受託事業も拡大していることで、派遣と受託を行き来できるなど他CROにはないユニークで柔軟なキャリア設計ができることは、CRAにとって非常に魅力的な環境だと思います。

 ぜひ、派遣CRAへの先入観、アスパークが派遣のみという先入観を一度脇に置き、本インタビューをお読みいただきたいと思います。

 

▼インタビュイー:岡野さち絵様

株式会社アスパークメディカル 営業部 採用推進グループ

大学卒業後、精密機器メーカー営業、ベンチャー企業の採用担当、採用代行企業を経て、未経験からMRに転向。メディカル業界と採用の経験を活かし、メディカル特化型(特に臨床開発分野)のエージェントとして8年ほど従事。2020年8月より現職。

▼インタビュアー:小川善之

inspire株式会社 エグゼクティブコンサルタント

長年人事関連の業務を担当、外資系ファーマの臨床開発部門及び営業部門のHRパートナーとして9年間、外資系医療機器メーカーにて3年、CROの人事部長として7年間勤務後inspire株式会社のキャリアコンサルタントとなる。メディカル系を専門領域とし、マネジャー・リーダークラスを中心にサーチを手がけ、実績を挙げている。

 

 

*インタビュー実施日:2021年7月27日

 

Ⅰ.会社/事業全体及び採用の状況

小川:最近の会社事業の状況はいかがでしょうか、特にコロナ後の変化などあれば、お教えください。

岡野様:そうですね、私の入社前になりますが、2020年4月最初の(第一回目の)緊急事態宣言から昨年の夏ぐらいまでは派遣の案件がほとんど入ってこない状況といいますか、止まっていたそうです。感染症の拡大を理由とした派遣先での契約終了は1人も出なかったそうですが、、例えば派遣先を変えたい社員が次の選択肢が見つからなかったというのがこの時期でした。ただ昨年の夏くらいから年末ぐらいにかけて派遣案件としては徐々に持ち直してきました。

小川:さすがですね。

岡野様:今年2021年の年明けから今は、昨年よりも派遣案件は少し増えているような印象があります。

小川:派遣社員の供給が追い付かない、? といったような感じでしょうか?

岡野様:そうですね。ただオーダーをいただく内容に関しては、以前は例えばCRA経験3年以上など結構ざっくりとしたオーダーでしたが、最近は領域の経験や、基幹病院の担当経験、さらにオンコロジー領域の中でも分子標的薬の経験ですとか、ある外資系の製薬会社ですと「うちのSOPをやったことある方」であるとか、結構細かいオーダーに変わってきているような状況です。

 それから、最近はCRAより少し上のCROコントロールのポジションや、更にはスタディマネジャーのポジションなども、製薬会社から派遣の依頼があります。

小川:オーダーが難しくなってきているのですね。

 ―受託の事業についてはいかがでしょうか?

岡野様:受託の事業に関しては、コロナの影響は弊社に関しては正直なところあまり強く受けておりません。今稼働しているモニタリングプロジェクトは、コロナの関係で施設訪問が少しできなかったという時期があったくらいです。

また、受託事業は40名弱の人数がいますが、そのうちQCが約15名と多い部門になっています。その関係もあって、コロナの影響も含めてあまり業務の波といったところがなかったのですが、この7月、8月から逆に既存顧客である某製薬会社の業務量がかなり増え、それに伴って今QCを急募で募集しているというありがたい状況でございます。

小川:そうすると、今急募なのはむしろQCですね。

岡野様:もちろん、QCも必要なのですが、つい先ほど(取材日:2021/7/27)、開発部長からCRAを10名募集せよという話がきたところです!

小川:ホットな情報をいただきありがとうございます!

 ー今後の採用計画などはいかがでしょうか?

岡野様:会社全体としては、お陰様で売上が順調に伸びており、成長基調を想定して、派遣、受託に限らず今期も60名超の採用を計画しています。ですので、採用部門としては、毎月5~6名ずつ採用しなければいけないという嬉しい悲鳴を上げている状況です。

小川:特に需要が多い職種はCRAでしょうか? 

岡野様:そうですね。先ほども申しあげた通り、年度目標として、60名超の採用を計画しています。そして、これも先程お話した通り、受託の方で年内に10名のCRAが必要となっております。残りの50名超は、もちろんCRAの方も数多く採用したいのですが、CRAに限らずデータマネジメント、統計解析、QC、PVなど、様々な職種での採用を目指しています。

小川:欲しい人材としては、いずれもその職種の経験のある方をチームに迎えたい、といったところでしょうか?

岡野様:はい、そうですね。弊社の採用方針としましては、未経験採用ではなく経験のある方を採用したいと考えています。CRAであれば基本的に経験3年以上を軸に採用させていただいていますが、ただここ最近は3年のご経験があっても試験の立ち上げから終了まで経験されていない方や、逆に1年半くらいの短期間でもしっかりご経験ある方など、様々おられますので、一概に経験年数というよりご経験の中身で見させていただいております。

小川:現状としては、最低1年以上、できれば3年以上のご経験が必要で、選考では経験年数以上に経験した中身をしっかり見られるということですね。

岡野様:そうですね。特に派遣型ですと、自身で自立して仕事が出来る方という形となってしまいますので、ご経験のある方でないと難しいということになります。

小川:わかりました。

 

 

Ⅱ.派遣事業、派遣でのCRAのキャリアなど

小川:全体的な状況をお伺いさせていただきましたが、ここからは派遣事業、受託事業のそれぞれについて、詳細を伺います。

 ―まず、派遣事業について詳細を伺います。製薬会社が、御社に委受託ではなく、派遣のリクエストをする背景には、以前と比べて変化があるのでしょうか?

岡野様:先程も申しあげましたが、以前はCRAや、担当者といった案件が多かったのですが、ここ最近は、“上位層“といいますか、リーダー、PLが欲しいといった案件も来ています。弊社が派遣する社員が、派遣先製薬会社のプロジェクトのリーダーとして、製薬会社の正社員の方をリードするというようなポジションもあります。

小川:ということは相当に経験のある方のニーズもあるということですね。

岡野様:そうですね。50代の方でもニーズはあります。

実際に50代後半の方も採用させていただいています。外資系の製薬会社でCPMのご経験があり、現在弊社からある内資系の製薬会社にPLとして派遣させていただいています。

当然ですが、最初は派遣にかなり抵抗感をお持ちだったのですが、実際派遣で働いていただくと「あ、前職とそんなに変わらないなぁ」とおっしゃっていただくようになり(笑)、活躍されています。ただ、どうしても派遣という形態上、クライアントニーズは40代くらいまでのご希望が多くはなりますが。

小川:製薬会社におられた方が製薬会社で仕事するのですから、そこはやりやすいということですね。

岡野様:そうです、そんなに違和感なく仕事ができるということですね。

 

小川:派遣で長期的にキャリアを構築された成功例があれば教えていただきたいのですが。

岡野様:弊社はちょうど今年、分社化し、設立から10年となります。

*注:事業自体は、親会社の一事業部時代を含めれば、10年超の歴史がある

小川:HPにも掲載されていましたね。

岡野様:はい、10周年の節目として、6月に全社員を集めたタウンホールミーティングを開催したのですが、その時に10年以上勤続している社員が10名を超えていまして、勤続表彰もいたしました。

小川:すごいですね 。

岡野様:色々な方がいますが、勤続表彰をしたうちの一人が弊社採用ページに掲載している者でして、弊社にCRA未経験として入社し、未経験で派遣で就業後、受託で更にキャリアを積み、また、派遣に戻られています。現在かなり高額な請求金額をいただきながら、派遣先の企業でリーダーに近いポジションで活躍されています。その方がもう10年以上ですね。

他に、50代前半ぐらいの女性もいますね。

小川:いままで数社派遣先を変えながらでも、それだけ一貫した経験をしているということですね。そのこと自体成功でもあるように思うのですけども、ずっと派遣ということにご不安を感じている求職者も多くいます。そういう方々にとって、参考になるキャリアパスの事例があれば教えてください。

岡野様:派遣先でご評価いただき、そのままその製薬会社側に転籍する事例もあります。

小川:本人が行きたいかどうかを尊重してくださるということですね。

岡野様:弊社としても転籍で行っていただくと、逆に弊社から行っている人がいるということが採用にもプラスになりますし。

小川:そうですね。

岡野様:その製薬会社との関係性もすごく良くなってきますので。

小川:はい。

岡野様:ただ、転籍を断る方もいらっしゃいます。派遣先一社でキャリアを築いていく中で、もう少し違うところで自分の幅を広げたいという思いを持たれていたり、将来的にもその時々の希望に応じて派遣先を変えていくというキャリアを選べるのが派遣のメリットとして感じてくださっています。

小川:御社の大きな特長の一つである、「契約チャ―ジ連動型報酬制度」について教えてください。すごくユニークな制度だと思います。

岡野様:契約チャ―ジ連動型の給与体系は、派遣社員本人に対して、すべてのものを給与として還元して支払おうというシステムになっております。弊社は基本となる給与テーブルに応じた金額設定をさせて頂いているのですが、CRAとしてある程度、一人で仕事が完結できる方に関しては、その給与テーブルに乗らない給与水準を希望される方も多々いらっしゃり、また派遣先の製薬企業からもそれだけの高い評価を得ていらっしゃるのも事実です。そこで、そのニーズ応えるために、請求金額の大半をご本人にバックするといったシステムを作りました。

CRAさんでだいたい月額のご請求金額、派遣先に請求させていただく金額がだいたい100万から130万円くらい、高い方ですと140万円くらいになります。そのため、派遣社員の年収がCRAで900万円とか1000万円、残業代を含めると1200万円を超える方もいらっしゃいます。

小川:入社した方とか異動される方の派遣先の希望というのは、どれくらい叶うものなのでしょうか?

岡野様:基本的にその方のスキルや経験に応じて、その方にマッチしそうな案件を全て提示させていただいて、ご本人が選択するという形式になります。ですので、その方の経験が多ければ多いほど選択肢は広がるという形になります。

例えば、5つ候補があったとして、その中から「どこからアプローチしていきたいですか」というのを確認させていただいて、その方の優先順位に沿ってアプローチしていくので、ご本人の納得度は高く保てていると思います。

小川:それだけ選択肢を提示できるだけ案件があるというのも、御社が派遣事業に地道に注力してきた結果ですね。すごいですよね。

また、会社側の都合でピンポイントに「この派遣先に行ってください」ではないという点も社員を大切にされていることが窺えます。

 ―ところで、私も以前CROで人事をしており、派遣CRAのフォローアップについて、経験があるのですが、まさに外部なので日頃会えないですから、派遣社員が“疎外感“を持たないように苦心していました。そういったフォローアップ体制についてはどういう風にされていますでしょうか?

岡野様:営業担当者が、派遣先及び派遣社員のところに定期的に訪問し、状況の確認をします。通常3か月更新ですので、契約期間の間に必ず一度は面談を実施するというフローが確立されています。

 それ以外にも適宜こちらから連絡を取ります。派遣事業は”開発1部”で担っているのですが、その開発1部の部長が元々CRA出身で、本人自身が派遣での就業経験も、受託での経験も持っている、さらにPL経験もあるという人物です。ですので、派遣社員の業務上の困りごとに対して、専門的な観点でもメンターとしてフォローに入る体制を整えています。

小川:日頃のフォロワーパスは営業担当の方がして、部長さんも定期的に入ってフォローされているということですね。

岡野様:社員との面談の時に必要に応じて入りますね。何か仕事の進め方 でわからないところがあったらその部長が同席してアドバイスするなど、今も早朝に時間を作ってCRAの質問タイムとしています。部長本人は、とても大変な思いをしているようですが(笑)

小川:逆にそういう風にしないと、社員のリテンションにつながらないとか(笑)

岡野様:そうそう(笑)

小川:競合相手もいますしね(笑)。わかりました、ありがとうございます。

 

小川:一方、クライアントである製薬会社からはどういう点を評価されているのでしょうか?

岡野様:そうですね。元々CRA派遣の領域では、安定的に人材を供給できる会社はそれほど多くなく、そのなかで弊社は比較的安定的に人材を供給できていたというところは評価いただいていると思います。

 あとは、派遣事業の営業担当がクライアントの細かいニーズを引き出して、収集しており、より的確なマッチングをしています。そのため、弊社の社員は、マッチング率も高く、最大限のパフォーマンスを発揮できます。

 

 

Ⅲ.拡大している受託事業でプロモーションの機会を提供

小川:次に受託事業についてお伺いします。最初から企業治験が多かったのでしょうか? 他のCROでは医師主導や臨床研究から入っていく会社もあるようですが。

岡野様:弊社は最初からモニタリングの企業治験でスタートしています。国内大手製薬会社から比較的小規模なモニタリング業務を受託しました。その後、外資系製薬企業からモニタリング業務のプロジェクトを受託しました。その後、同一クライアントからQCのプロジェクトをいただき、QC業務、モニタリング業務のリピートをいただいております。

小川:それが10年くらい前から始まっているということですね?

岡野様:そうですね。ここ直近2020年から組織編制をいろいろ変え、また、2年くらい前に、開発本部長と開発部長が製薬会社から転職で入って来られています。それで、開発部を開発本部に名称変更したり、職責をきちんと明確にしたりですとか、そういった動きをしていますね。

 

小川:受託案件の場合モニタリングだけ、DM・統計だけといった案件だけでなく、できればフルパッケージでやってほしいといったニーズもあると思います。そうすると例えばファーマコヴィジランスやメディカルライティングといった職種も必要かと思いますが、そういった領域の受託も伸ばしていくのでしょうか?

岡野様:まだ弊社だけでは十分対応できていないのですが、拡大は予定しています。今は “フルパッケージ”と言われた場合は、パートナー企業と組んで対応させていただいています。ただ、やはりメディカルライティングに関しては急ぎ必要だよねという話はありまして、実は一人採用が決まっています。

小川:御社として、受託をこれから伸ばしていこうとしたとき、製薬会社のニーズの把握など、なかなか難しいものがあると思うのですが、かなりネットワークを張られてやっておられるのでしょうか?

岡野様:幸運なことに派遣での取引がかなりありますので、派遣先のお取引のあるクライアントからのご相談ですとか、そういったところをフックとして案件のご紹介や情報提供をいただく事が多いですね。

小川:そこは派遣事業でのネットワークが有効だということですね。

岡野様:そうです。

 

小川:先ほど製薬会社の方から、ジェネラルマネジャークラスの方が来られているという話でしたけども、そのようなリーダークラス以上の方は何人くらいいらっしゃるのでしょうか? 受託でそういったリーダーが出来る方です。

岡野様:受託のGMは今3人ですね。リーダーは他にもいるのですが、管理職となると3人ですね。

小川:その下にプロジェクトリーダーがいるということですね。

岡野様:そうですね。

ただ開発本部長、開発部長、DM・統計解析グループのマネジャー、この3人が管理職ですが、彼らがまだ兼務している部分もあり、早くそこを手離れさせていかなければならないため、その意味では上位ポジションが空いてる状況ですね。

ですので、管理職層でも優秀な方がいれば積極的に採用しますし、若い方もパフォーマンスを発揮していただければプロモーションしやすい環境です。

小川:なるほど。受託で入られた方で、キャリアアップをしたい方はそういうチャンスも見えてくるのですね。

岡野様:あります。他の大手の会社さんですと、なかなか上が詰まっていて上がれないとかあると思いますけども。

小川:はい、ありますね。

岡野様:プロモーションのチャンスは大手に比べ、開かれていると思います。

 

小川:依頼者から見て、御社の受託事業の強みや、他CROとの差別化のポイントは、どのあたりでしょうか。

岡野様:そうですね、まだ規模が大きくない状況ですので、製薬会社から逆に「こういうことはできないか?」と相談ベースで持ち掛けられることが多くあります。そういった特殊なご要望にも「弊社だったら、ここまでできます」と柔軟に対応できるという点があります。またあえてかっちりと細かいところまで決めず、大枠だけ決めて受託業務を開始し、あとはご相談しながら進めていける点はご評価いただいていると思います。組織が小さい分フレシキブルに対応できるといったところは強みであるといったところです。

あと、派遣と受託は事業部を分けてはいるのですが、派遣事業を含めた全社としてのCRA等の経験値でみますと、幅広い領域の経験を持っているメンバーがいますので、そういった知見を受託事業で生かせる点も強みです。例えば製薬会社からがん領域の試験のご依頼を頂いた際、弊社のプロジェクトメンバーの中には、がん種レベルで必ずその領域経験者がいる、といったところでしょうか。

それと、弊社は未経験採用を現在はやっておらず、経験者採用に特化しておりまして、経験年数の中央値が7~8年くらい、平均値で5~6年くらいです。製薬会社からは、経験が浅い方をアサインされるというリスクが少ないというのは、すごくメリットだとおっしゃっていただいてます。

小川:それと、途中で交代するなどというリスクも少ないということですね。

 

◆2/2へ続きます

 

 

関連するコラム

病院から企業への転職で感じたギャップ

医療従事者が企業へ転職して経験する良い点と大変な点を、臨床検査技師から営利企業に 転職した筆者の体験に基づきリアルにご説明します。

バイオベンチャーの社長に伺う、必要なマインド ~株式会社レストアビジョン様CEO 堅田侑作様 インタビュー~

大学発バイオベンチャーである株式会社レストアビジョンの代表取締役CEO堅田 侑作様に、会社のご紹介に加えてバイオベンチャーで必要なマインドを伺いました。

小児に対する不要な鎮静検査を減らす!  特定非営利活動法人 Medical PLAY インタビュー

医療における「プレパレーション」をご存じですか? 「子どもに対し、治療や検査について説明を行い、子ども自身の対処能力を引き出すような関わり」を言います。その「プレパレーション」を日本の医療に広め、定着させるために活動を行う、特定非営利活動法人 Medical PLAYの共同代表の大脇由樹さん、小野 浩二郎さんに、子どもに対する医療サービス提供にまつわる問題と、その解決に取り組むMedical PLAYの活動などについて、話を伺いました。

現CRAに伝えたい 承認薬剤が医療現場でより輝くために

承認された新薬が、さらに医療を発展させていくために何が必要なのか、本稿でお話いたします。

イーピーエス株式会社 採用ご担当者様インタビュー

~効率性重視の風潮のなかで、オンコロジー、希少疾患等の試験でのCRA(臨床開発モニター)として高い専門性を得られる環境を提供~

臨床開発を中心とした医薬品開発におけるプロジェクトのリーダーの役割の違い

医薬品開発/臨床開発(治験)に関与する様々なリーダー(スタディマネージャー、プロジェクトマネージャーなど)の違いを整理して説明します。

関連するセミナー・イベント

【無料】未経験者向け 医薬品開発CRA、CRC 職種説明会
受付中 非会員も参加可能

【無料】未経験者向け 医薬品開発CRA、CRC 職種説明会

2024年12月2日(月) 19:30〜21:00

【対象者概要】 MR や看護師/薬剤師はもちろん、理学療法士/臨床工学技士/放射線技師、基礎・非臨床研究者、学術、医療機器営業の方など、医療/ヘルスケア、ライフサイエンスに関与されている幅広い方が受講可能です *第二新卒の方も対象となります *詳細は下記【対象者要件】をご覧ください。   「医療機関に勤務しているが、治療方法が尽きるときがあり、歯がゆい」 「MR をしているが、数字を追いかける仕事で、患者さんへの貢献を感じづらい」 あなたは、そんな思いを持ったことはないでしょうか。   【治験とは】 医薬品開発のなかで、(細胞や動物ではなく)実際人に投与し、人での効果や副作用などを確認し、厚生労働省に承認申請を行うことを目的とした臨床試験を言います。 今ない治療薬を作り、世に出すための、医薬品開発において非常に重要なステップです。 多くの患者さんに、特に治療法が(ほとんど)ない希少疾患を抱えている患者さんに希望を提供する仕事なります。   【CRA(臨床開発モニター)について】 医療機関に治験実施を依頼し、その治験実施医療機関から、治験薬の患者さんへの投与結果のデータを収集することで、当該治験薬が本当に有効かつ安全かを確認する、医師などとそのデータの内容について議論をするなどを行う役割を担います。   【CRC(治験コーディネーター)について】 上記CRAと違い、治験を実施する医療機関で勤務します。治験実施医療機関において、医師の指示のもと、以下のような治験業務全般のサポート業務を行います。 ・治験に参加している患者さんの補助 ・医学的判断を伴わない業務 ・事務的業務(治験関連文書作成・保管、臨床データの入力等) ・業務を行うチーム内の調整(薬剤部や検査室との調整等)    等   本セミナーでは、CRA/CRC の役割の詳細や将来性、募集企業、転職活動の進め方等をご説明いたします。   【募集企業例、勤務地】 1.CRA IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社、イーピーエス株式会社、シミック株式会社、株式会社メディサイエンスプラニング、株式会社マイクロン等多数あり   ●勤務地:東京、名古屋、大阪、福岡となります(企業毎に異なります)   2.CRC 株式会社EPLink、シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社 等   ●勤務地:全国   *CRA、CRCとも、時期によって募集企業、募集勤務地は変わります   【セミナーagenda】 本セミナーでは、CRA/CRCの業務内容の詳細や将来性、MR やコメディカルの方々の知識・経験がどう活かせるか、募集企業、内定を取るポイント、転職活動の進め方などを説明致します。   1.医薬品開発の全体像と治験 2.治験業界:CRO、SMOについて 3.治験のなかでの CRA/CRC の役割、業務内容 4.応募に求められる要件、待遇 5.募集企業、求人例 6.内定獲得のコツ *一部変更になる場合があります   【対象者要件】 以下のいずれかに合致する経歴をお持ちの方。   1.看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、放射線技師 有資格者 *学歴不問 2.治験関連経験者 *学歴不問、文系可  *CRC、QC、SSU、データマネジメント等経験者 3.医療機関向け営業経験者 *大卒以上、文系可  *MR(ジェネリックのみも可)、MS、医療機器営業/学術営業、診断薬営業/学術営業 4.その他製薬関連職種経験者 *大卒以上、文系可  基礎/非臨床研究、PMS、PV、学術 等 5.アカデミア研究者(ポスドク等)  生理学や病態、医薬品(候補物質)に関連する研究をされてきた方 6.その他医療業界関連営業 *大卒以上、文系可  医療機関や製薬会社/研究機関向け営業経験   *第二新卒の方でも受講可 *求人への応募意思は問いません。情報取集程度でもお気軽にご参加ください *各会社や、募集時期によって応募要件は変わってきます   【開催方法】 Zoom にて開催 *顔出し無し、質問もチャットで構いません。お気軽にご参加ください *スライドを投影するため、可能であれば PC での聴講をお願いします   【講師氏名、略歴】 inspire株式会社 代表取締役 [吉原 貴] (https://medical-carrer-p.com/career-service#consultant)   ・製薬メーカーを中心としたメディカル業界 ・コンサルティング業界 に専門性を持つエージェント/コンサルタント。 メディカル専門の人材紹介会社/フリーランスでのコンサルタント等を経て、メディカル専門の人材紹介会社 inspire(株)を立ち上げる。 CRO(医薬品開発受託機関)での勤務経験等から、製薬業界、特に CRA を中心とした臨床開発関連の職種に精通  

メディカル関連業界/職種 転職、キャリア 製薬メーカー 医療機器メーカー CRO SMO CSO 病院・クリニック アカデミア
【無料】医療従事者が応募できる企業求人 説明会
受付中 非会員も参加可能

【無料】医療従事者が応募できる企業求人 説明会

2024年12月12日(木) 19:30〜21:00

【開催概要】 医療機関や、調剤薬局、介護・福祉施設などで勤務する医療従事者の多くの方がから、以下のような仕事上、キャリア上の懸念や不安から、企業への転職のご相談を多く受けます。   ●環境面の不満 ・夜勤、土日出勤のある不規則な勤務が辛い ・(若いうちは悪くないが)将来の給与は高くない 等々   ●仕事の内容面の不満 ・個々の患者さんへの貢献はできるが、多くの患者さんを助けられない ・今の治療法が尽きると、治す治療ができなくなる ・一般的なビジネスマナーやビジネススキルを得ることができない(スキルや考え方が偏りそう、、、) 等々   ただ、 ・医療従事者の経験を活かせて、未経験でも採用してもらえる業界や職種がわからない ・医療機関と企業での働き方や環境などの違いが想像つかない ・企業への転職活動をどう進めていけばいいかわからない 等々、企業へのキャリアチェンジに対する漠然とした不安を皆さんお持ちです。   そこで、本説明会では、 ・医療従事者の方が、未経験で応募できる企業や職種のご案内 ・企業での働き方や環境の特徴 ・企業への転職活動の進め方 など、多くの医療従事者の方が企業への転職を考えるにあたり、知りたいと思っていることをご説明いたします。 あわせて、現在募集のある具体的な求人もご案内いたします。   ≪案内業種≫ ・製薬関連 CRO、SMO、CSO、医療広告代理店 等々   ・ヘルステック Webサイトを使った情報提供系、遠隔診療システや予約システムなどを使った医療システム変革系、医療ビッグデータ系 等々   ・その他 人材関連(メディカル人材の人材紹介/派遣)、経営コンサルティング(医療機関や製薬会社向けコンサルティング) 等々   *勤務地は全国各地となりますが、企業毎、募集状況によりに異なります     【対象者要件】 医療従事者の方であれば、どなたでも参加可能です。 *例:看護師、薬剤師、臨床検査技師、獣医師、管理栄養士、臨床心理士、臨床工学技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士 等 *求人への応募意思は問いません。情報取集程度でもお気軽にご参加ください   【セミナーのagenda】 1.医療従事者の方が企業に転職するメリット 2.医療従事者経験のみで応募できる業種/職種 3.具体的な求人例 4.企業への転職の進め方 *一部変更になる場合があります     【開催方法】 Zoom にて開催 *顔出し無し、質問もチャットで構いません。お気軽にご参加ください *スライドを投影するため、可能であれば PC での聴講をお願いします   【講師氏名、略歴】 inspire株式会社 代表取締役 吉原 貴   ・製薬メーカーを中心としたメディカル業界 ・コンサルティング領域 に専門性を持つエージェント/コンサルタント。 メディカル専門の人材紹介会社/フリーランスでのコンサルタント等を経て、メディカル専門の人材紹介会社 inspire(株)を立ち上げる。 CRO(医薬品開発受託機関)での勤務経験等から、製薬業界、特に CRA を中心とした臨床 開発関連の職種に精通 

メディカル関連業界/職種 転職、キャリア 製薬メーカー 医療機器メーカー CRO SMO CSO コンサルティングファーム シンクタンク 病院・クリニック 臨床開発 メディカルライティング マーケティング 市販後 未経験 コメディカル ヘルスケア アカデミア その他 再生医療・バイオベンチャー

関連する求人

エージェント取り扱い求人
当社受託部門/CRA

モニタリング業務 ※現在、眼科領域、医療機器、循環器・がん領域の試験が稼働中です。 受託のモニタリング部門はまだ規模も小さいことから上長による業務量の把握もしやすく、 特定の方が業務過多にならないよう、担当施設の割り振り等も適宜行っています。 ※モニタリング部門のリーダーの中では、自身で手を挙げて、臨床研究事業を0から立ち上げる社員もおります。 事業立ち上げに参画することも可能です。

  • 400万〜750万
  • 大阪府,東京都
  • CRO

募集中

エージェント取り扱い求人
大阪モニター(経験者の方)

医薬品開発に関る臨床試験、製造販売後臨床試験におけるモニタリング業務。 モニタリング業務(全て又は一部)を行っていただきます。 契約事項、GCP、SOP、その他関連する法規制等を遵守し、受託したプロジェクトにおけるモニタリング業務全般の実施、また治験実施計画書等に従って治験が実施されていることをモニタリングする責務を担っていただきます。 分業制ではなく、試験の立ち上げから終了までの一連の業務に携わることができます。

  • 406万〜830万
  • 大阪府
  • CRO

募集中

エージェント取り扱い求人
RWE Line Manager

<部門紹介・アピールポイント> Real-Worldのデータに基づく臨床研究はこの数年間増えてきており、治験だけでは分からなかった治療や医薬品の実効性・安全性や費用対効果などが顕在化され、より良い医療の創出や標準化につながる可能性を持っています。 特に昨今のデジタル技術の進化により、様々なデータベースが統合され、リアルワールドエビデンスとしての評価が可能になってきています。 今後の医薬品開発において「リアルワールドデータ×デジタル技術」が新たなトレンドになることを想定し、RWESメンバーは次のような取り組みにチャレンジしています。 ・弊社保有のリアルワールドデータを活用したプロトコル相談業務 ・社内の疫学専門家や統計専門家からのトレーニング ・新規事業開発の社内コンテストを開催、新規事業の立ち上げ ・製薬企業以外の顧客へのサービス参画機会 など 一緒に“Beyond CRO”を切り開くことのできる仲間の参画をお待ちしています。 <業務詳細> RWE CRAの上長として、主に人材マネジメントを担当します。 【管理、育成業務】  ・傘下のスタッフの人事的な管理・育成(CRA実務能力の開発を含む)  ・ パフォーマンス評価 【リソースアロケーション】  ・プロジェクトの人的リソースの見積り、およびメンバーのアサインとアロケーション 【品質の維持関連業務】  ・定期的な成果物のレビュー及び評価  ・プロジェクトにおける品質上のリスク回避・対応

  • 700万〜1200万
  • 大阪府,東京都
  • CRO

募集中

エージェント取り扱い求人
臨床開発(CRA)職★大阪

製薬メーカーから委受託した新薬の「有効性」「安全性」を確かめる開発業務(治験や製造販売後臨床試験におけるモニタリング業務)に従事していただきます。 【具体的には】 ・臨床試験を実施する医療機関や責任医師の選定 ・実施医療機関との契約手続き ・薬事法、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP)、治験実施計画書等を遵守し臨床試験(治験)が実施されているかを医療機関を巡回し確認 ・症例の管理 ・症例報告書の回収・点検 等 【業務体制】 ・担当する可能性のある領域:中枢疾患領域、がん領域、リューマチ、心・血管疾患領域 ・担当するプロトコールの数:原則 1 ・担当する施設数:平均 3~4(未経験者は1施設から担当し、徐々に慣れていただきます) 【キャリアパス】 重点疾患領域は、イメージング技法の活用領域と符合する中枢疾患領域&がん領域&心・血管疾患領域であり、この領域におけるエキスパート(イメージングCRA)としての成長を期待しています。 状況に依って、派遣に出て頂く可能性もあります。 【やりがい】 目標は、製薬メーカーや医師、研究者に対して、企画立案も行える臨床開発イメージングCRAです。医用画像を使った臨床試験が増えていく今なら実現することができます。

  • 330万〜400万
  • 大阪府
  • CRO

募集中