コンサルティング会社などの面接で出る「ケース面接」の基本
コンサルティング会社などの面接で出るケース面接とはどんな内容か、何を評価しようとしているのかなどを、元コンサルタントの転職エージェントが説明します。
1.コンサルティングファーム
株式会社ボストン・コンサルティング・グループ、PwCコンサルティング合同会社、株式会社CDIメディカル
2.シンクタンク
株式会社野村総合研究所、株式会社三菱総合研究所、The Brookings Institution(ブルッキングス研究所)
3.リサーチ
株式会社インテージ、ニールセン・カンパニー合同会社、株式会社マクロミル
1.コンサルティングファーム
一般的には企業経営を改善するための戦略策定や業務改善などのアドバイスを行う企業群を言います。なお、コンサルティングファームのなかでも、戦略系、IT系、人事系、メディカル系などある部分に特化して強みを持つファーム、総合的にほぼあらゆるテーマに対応する総合系ファームなど、さまざまな種類があります。
さらに、薬事コンサルティングなど、非常に特殊な領域に特化したコンサルティングファームもあり、コンサルティングファームと言うとかなり幅が広くなります。
2.シンクタンク
総合研究所(略して総研)とも言い、非営利のもの(政府/行政機関や政党に紐づく場合もある)と、民間(=営利)のものとがあります。すなわち、非営利で、政治、公共/社会政策、経済、軍事などのテーマに関する調査・研究と政策提言を行う組織と、民間の営利企業として、政府・行政のみならず企業などから依頼を受け、政治、公共/社会政策、経済、軍事などのテーマに関する調査・研究と政策提言を行います。
調査・研究と政策提言の内容は、基本的にはマクロレベルのテーマ(産業レベル、国家レベル以上の大きな視点でのテーマで、例えば「遺伝子治療技術の産業化における日本の課題」といったイメージとなります)が多く、政治や経済、産業状況を高い視座から調査し、大きな方向性を指し示すといった内容になります。一方、シンクタンクとの違いがわかりにくいコンサルティングファームは、顧客企業から依頼された個々の問題解決にまで取り組むところに違いがあります。
なお、民間のシンクタンクは、コンサルティング部門も持っている会社も少なくなく、現実的にはコンサルティングファームと競合する場面も多くあります。
3.リサーチ
ここでは、「マーケティングリサーチ」として説明を行います。
顧客企業等から依頼を受け、ビジネスに関わる市場動向などについて調査を行う業態の企業群を言います。
・消費者などへのアンケートやインタビュー
・行政やシンクタンクなどが発行した統計資料などからの情報収集 など
を行った上で、市場のニーズや、動向などを把握・分析します。
例えば、
といったテーマに関し、webアンケート調査、インタビュー調査を行います。
もちろん、行政やアカデミアが研究開発動向や投資額を調査するなど、顧客やテーマも多様なものがあります。
リサーチの手法に関しては、大きく定量調査、定性調査があります。会社によって、定量調査に強い、定性調査に強い、両方に強いといった特徴がある場合があります。
多くの製品やサービスが生まれ、ビジネス上の競争が激しい現代において、
①経営やビジネスの戦略などを見直す
②経営やビジネスの前提となる社会/経済/政治などの状況を把握する
③ターゲットとなる顧客ニーズをより緻密に把握する
といったことがますます重要になっています。かつ、さまざまなことが複雑化した社会において、一企業で、これだけさまざまのことを行うリソースや専門性を持つことはなかなか難しく、①②③に対し、それぞれコンサルティングファームへの依頼、シンクタンクへの依頼、(マーケティング)リサーチへの依頼につながっています。そのため、これらの業種の業績は一般的に好調です。
また、特にコンサルティングファームのなかでも、ITを中心としたテクノロジーに強みのあるコンサルティングファームは売り上げを急拡大しています。
あわせて、各業界とも採用ニーズは旺盛です。特にDXの波に乗っているコンサルティングファームは、未経験者含めて、大量の人材を欲している状況です。
*情報なし
日本においては次の12のオファリングを展開しており、様々なインダストリーにおける戦略コンサルティングプロジェクトに従事頂けます。 ・Strategic Transformation ・Organic Growth ・Business Design and Configuration ・Strategic Sensing and Insight Services ・Innovation &Ventures ・CSV / Sustainability Strategy ・Analytics / Digital Strategy ・M&A Strategy ・Strategy-Centric M&A Deal Execution ・PMI for Growth ・Strategic Reorganization ・Technology-based M&A & Transformation 主なインダストリー ・自動車、製造業 ・コンシューマープロダクツ ・ライフサイエンス&ヘルスケア ・金融 ・電機/通信/メディア ・エネルギー/インフラ ・官公庁 また、トラディショナルな戦略コンサルティングへのアサイン機会だけでなく、国際機関・官公庁・産業界とのエコシステムを形成するコンサルティングサービスや最新のテクノロジーを活用したコンサルティングサービスを提供する案件など、先端的なコンサルティングプロジェクトへのアサイン機会も豊富にあります。
募集中
ライフサイエンス・ヘルスケア業界向けコンサルティングサービス ・事業戦略・成長戦略 ・R&D・ポートフォリオ戦略 ・マーケティング・営業戦略 ・事業最適化・経営効率向上 上記に関わるコンサルティングサービスに従事していただきます。
募集中
①戦略コンサルタント ②コーポレートトランスフォーメーション/DX コンサルタント ③オペレーション(SCM)コンサルタント 上記のクラスタ(専門家集団)に紐づくジョブに関与していただきます。入社時はS&O所属となり、①~③の幅広いジョブ経験を積んでいただくことを目的としています。ご本人のキャリア志向は①~③のどの領域に興味があるか、会社側に申請することによりPJアサインや提案書作成活動において関連機会を得ることができます。(その領域だけの関与を保証するものではありません) ① 戦略コンサルタント(Sector Strategy) 事業戦略の策定から最新デジタル技術の活用企画立案、グローバルにおける顧客体験、従業員体験、および経営の中枢にかかわる業務の抜本的見直しなど、企業にとってクリティカルな命題の解決を支援します。 Sector Strategyの役割は、2つあります。 — 深い業界知見を基にした戦略コンサルティングの提供 — 専門性を活用した企業変革を実現するためのロードマップ設計 戦略・構想を描き、実行を担保する業務を改革し、組織や制度を設計し、事業変革をはかる、という一連のテーマに対し、ツール・ソリューションの当て込みではなく、クライアントと議論しながらクライアントとその業界に即した支援を行います。 ② コーポレートトランスフォーメーション/DX コンサルタント(Corporate Transformation Strategy) テクノロジー潮流を把握・理解し、ビジネス課題に対して常に最新最適のソリューションを提供し、クライアントにとってDXの局面で最大価値を発揮するアドバイザーであることを目指しています。 ■DX(デジタルトランスフォーメーション)推進 デジタル戦略策定から、デジタル施策推進までのStart to Endの一貫性のある幅広いDX推進の実施。デジタル技術を駆使し、クライアントのビジネスモデル・事業構造・業務オペレーション見直すことによる業務効率化・提供価値向上を目指した変革の実施。 ■デジタル施策の導入推進 最先端技術(AI(深層学習/機械学習,自然言語処理,画像認識処理,等),BPMS,RPA,AI-OCR,プロセスマイニング,データアナリティクス,IoT,XR,5G,クラウド,等)のデジタル技術を活用した業務効率化・自動化・働き方改革をテーマとした業務革新 ■バックオフィス・シェアードサービス改革 グローバル化・再編・M&A等に伴う国内外シェアードサービスセンター構想立案から、デジタル技術を駆使した業務のIA(Intelligent Automation)化、その導入実行支援等のプロジェクト実施 ③オペレーション(SCM)コンサルタント(Operations Strategy) OSは事業部門(本社部門ではなく)に係る改革支援をミッションとして、製品開発、調達、生産、物流、販売、サービスといった、バリューチェーンそのもののオペレーション戦略策定から業務・組織設計、テクノロジーの活用支援を支援しています。 このため事業戦略に係る知見から上記業務領域におけるオペレーション戦略の策定、業務デザイン、テクノロジー活用支援まで幅広いスキル・経験を有する人材を求めています。 幅広く事業オペレーション全般をカバーすることを志向する人材はもちろんのこと、サプライチェーン計画や調達、物流、エンジニアリングといった個別領域にスペシャリティを持つことを志向する人材も歓迎しています。 クライアントに寄り添い、課題解決に向け常に伴走し、常にコンサルティングスキルやテクノロジーを武器に、前例のない案件にも勇気をもって挑戦し、顧客のビジネス成功を全力で支援しています。一人一人が業務・テクノロジーの枠を超えて、クライアントのビジネス変革を「戦略~業務~テクノロジー」全ての局面でトータルに推進支援しています。 【役割及び責任】 <コンサルタント及びシニアコンサルタント> 上記のプロジェクトに参画頂き、業務分析、課題抽出・課題解決の論点出し、デジタル技術に関する情報収集・検証や、PoCおよび実現定着化を図るための仕組みを構築することにおいて、中心的な役割を担っていただきます。 海外チームと積極的にコラボレーションしプロジェクトを遂行する機会や、海外におけるプロジェクトで活躍いただく機会もあります。
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【企業の経営に関わる経営戦略コンサルティング】 プロジェクト開始後の進行は、プロジェクト規模や種類により異なりますが、基本的には下記の流れです。 ※「仮説作成」「検証」「仮説修正/最終化」「報告書作成」 【具体的にはチーム内で分担し、下記の業務を行います。】 ■リサーチ業務(書籍・資料の調査、Web、インタビュー) ■書類作成(データ集計、報告書等) ■戦略の立案、設計、提案業務 ■クライアントへの報告業務(中間・結果報告等) ※一人につき一案件をご担当頂きます。戦略を立てて、終わりではなく、場合によってはクライアントへ常駐し、戦略の実行までをお手伝いします。 プロジェクトは継続案件も多く、長期的な支援ができることも同社の強みです。 ※プロジェクトにより長期出張勤務(地方/海外)もございます。
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