用語辞典

薬価算定方式

新医薬品は類似薬があるかないかで算定方法が異なります。

類似薬がある場合は類似薬効比較方式で算定され、類似薬がない場合は原価計算方式で算定されます(単純化して言えば、研究開発費などでかかるコスト=原価を積み上げて算定されます)。

 

後発医薬品が新しく薬価基準に収載される場合は、原則、先発医薬品の薬価に0.5掛けしたものになります。

 

既収載品の薬価は法令に基づき定期的に薬価改定が行われます。薬価改定時に、市場実勢価格加重平均値調整幅方式で算定されます。調査により把握した医療機関や薬局への実際の販売価格(税抜)に消費税を加え、更に薬剤流通の安定のための調整幅(改定前薬価の2%)を加算し算定されます。