コーディングは、国際的に広く使用されている辞書(MedDRA、WHODrug Global等)を用いて、臨床試験で収集される有害事象名や副作用名、薬剤名を一貫性のある用語で分類・整理するための作業です。例えば、「風邪」と報告された有害事象名は、コーディングを実施することにより、日本語表記では「感冒」英語表記では「common cold」という用語で統一されます。
用語を統一することで、異なる試験の安全性情報の比較が容易になったり、効率的で正確な分析が可能になったりします。