用語辞典
ジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品とは、後発医薬品とも呼ばれ、医療用医薬品のうち、製薬会社の先発医薬品の特許が切れた後に、他の製薬会社が同じ成分で製造・販売している薬剤のことを言います。
先発医薬品と成分は同じため、効き目は同等ではありますが、違いを設けられる点としては例えば以下となります。
・価格 :開発費がかからないため、安価で市場に出る
・形状 :物理的に飲みやすくすることができる(カプセルから錠剤への変化など)
・添加剤:嗅覚、味覚的に飲みやすくすることができる(薬剤の外周をコーティング)
・包装 :薬剤を取り扱いやすくする
あくまでも効き目は同等であり、安全性に影響がない事が前提ではありますので、それを確認するための生物学的同等試験など複数の試験を行い、当局の製造・販売承認を得ることは必要となっています。