用語辞典

ビッグデータ

明確な定義は設定されておらず、また文脈によっても定義が変わりますが、ビッグデータとは、人間では全体を把握することが困難なレベルの巨大なデータ群のことを指します。コンピュータおよび計算技術の発達により、人間では処理できない巨大なデータ群の整備・分析から、社会やビジネスなどに意味のある知見をもたらすことを意図して利用されます。

 

総務省は、平成29年に、個人と企業と政府が生み出すビッグデータの構成要素を大きく3つに分類されていると解説しており、その3つは

・オープンデータ :国や地方公共団体が提供するデータ

・産業データ   :企業が保有するノウハウデータや産業用機械の機器間通信時データ

・パーソナルデータ:個人の属性情報や移動・行動・購買履歴などの個人情報含むデータ

となります。

3つの構成要素を連携してデータを効果的に活用することが重要とされており、この3つのビッグデータの連携により、社会に新たなソリューションやイノベーションを生み出すことが期待されています。