日本薬局方とは日本国内の医薬品の品質を適正に確保するために必要な規格・基準及び標準的試験法等を示す公的な規範書を指しており、厚生労働省によって告示されます。医薬品や生薬が収載されているほか、試験法や純度の基準・剤型などが記されており、100年有余の歴史があります。初版は明治19年6月に公布され、今日に至るまで医薬品の開発、試験技術の向上に伴って改訂が重ねられ、現在では、第十八改正日本薬局方が告示されています。