職種辞典
ライセンシング(ライフサイエンス)
職務内容概要
そもそも「ライセンシング」とは、
・特許権者が特許発明を実施する権利を第三者へ供与すること
・特許権者が特許発明を実施する権利を持ちつつも、開発する権利や販売する権利を第三者へ供与すること
により、その対価を得る行為のことです。
特許権であれば、特許権者は第三者に対してそのライセンス(実施権)を許諾することにより、ライセンス料(ロイヤルティー)を得ることができ、実施権者はライセンスにより、特許侵害による損害賠償請求の心配をすることなく発明を製品化することができます。
なお、権利を供与することをライセンスアウト(導出)、権利を受け取ることをライセンスイン(導入)と言います。
ライセンシング担当者は、自社のパイプラインの拡充を目的とした他社開発中の新薬候補化合物の特許権・開発権・販売権の導入や導出による自社収益源の確保を行います。また、国内外の製薬企業やバイオベンチャー企業などと特許権の共同使用による革新的な医薬品の創製を目的とした創薬提携活動も実施します。
所属する企業・部署
主に事業開発部や国際渉外部など
どのような人がなるか
製薬業界の知財・法務の知見のある方
その他お勧めポイント
最先端の技術に触れられる、英語を生かせる
職務内容詳細
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