メビックス株式会社

2021.10.18

国内No.1臨床研究受託実績を有するCRO。ヘルステックメガベンチャーであるエムスリー傘下で治験(臨床研究)のe化など、先進的な取組にも積極的

担当コンサルタントから一言
 医薬品関連の臨床研究は、統制環境にない現実の臨床実態下/患者さんの自由な生活環境下での医薬品の実態を明らかにし、医薬品のポテンシャルを最大限引き出すための根拠を創っていくものです。
社会を賑わせたディオバン臨床研究におけるデータ捏造の問題などから、その臨床研究への注目度が高まり、臨床研究法も整備され、各CROのこの分野への参入・事業拡大が進んでいます。
 そんななか、メビックス株式会社(以下メビックス)は、今のように臨床研究が注目される前から、この分野に特化して実績を積み上げてきたCROとなります。その結果、現在国内No.1の臨床研究受託実績を保有するまでになっています。またオペレーションだけでなく、プランニングやパブリケーション、時には臨床研究実施の前提となる、当該疾患の治療におけるアンメットメディカルニーズの探索・特定の支援までされることもあるそうで、実績の数だけでなく、その支援内容からは専門性の高さも伺えます。
 また、親会社はm3.comを運営するエムスリー株式会社であり、そのエムスリーグループのITなどの力を活用し、治験(臨床研究)のe化やリアルワールドデータベースの活用など、先進的な取組もされています。
社長の外海様がマッキンゼー出身ということもあり、戦略的な事業展開を推し進められており、今後、他のCROにはない成長が期待され、益々ユニークなCROになっていくことが期待されます。

担当コンサルタント:inspire株式会社 代表取締役 吉原 貴




会社概要

■会社名:メビックス株式会社
■本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ
■設立年月(日): 2001年5月21日
■代表者: 代表取締役社長 外海実
■社員数: 約140名
■CRA数:約70名  *エムスリーグループ:約900名
■売上高
①単体売上高:非公開
②連結売上高:169,198百万円(2020年3月期)

■CRA配属拠点:東京、大阪

メビックス株式会社
https://www2.mebix.co.jp/

歴史、沿革

2001年5月 株式会社メディカルサポート設立
2002年12月 社名をメビックス株式会社に変更。CapTool®のサービス提供を開始
2003年12月 子会社クリニカルポーター株式会社を設立(100%出資)
2004年1月 大阪市中央区に大阪オフィスを開設
2004年8月 品質マネジメントシステム規格 ISO9001:2000を取得
2004年4月 エムスリー株式会社と業務提携
2004年11月 東証マザーズ上場
2006年 3月 『Japan Venture Award 2006』起業家部門において中小企業庁長官賞を受賞
2007年 4月 米国PHT社と業務提携
2008年 4月 「臨床試験割付システム」が特許を取得(特許 第4109599号)
2008年10月 エムスリー株式会社との間で臨床研究および疫学研究の共同支援サービスに関する業務提携契約を締結
2009年 4月 エムスリー株式会社による当社普通株式等の公開買付けの結果、エムスリー株式会社が当社の筆頭株主となる
2009年8月 エムスリー株式会社の完全子会社となることに伴い、東証マザーズ上場廃止
2010年5月 CapTool® Primeのサービス提供を開始
2010年7月 CapTool® Prime 国内初のCDISC認証を取得
2018年 2月 特定臨床研究オペレーション室を新設
2020年 5月 Clinical Research 2.0 推進室を新設

サービス

・臨床研究法対策支援
・臨床研究の企画・立案、試験事務局の支援、症例データ収集、データマネジメント、統計解析、発表(学会発表・論文投稿)
・臨床研究専門EDCシステム“CapTool®”の提供
・治験君:m3.comの医師会員約27万人に対して①治験・臨床研究の実施に必要な定量データの取得②治験・臨床研究へ参加を希望する医師の募集を行う仕組み・サービス
・Clinical Research 2.0への取り組み:デジタル技術を活用した新しい形の臨床研究(サービス)の創造の推進

強み、特徴

■会社として
・強み1:国内No.1の臨床研究受託実績
疾患領域、規模の大小、試験期間を問わず様々な臨床研究の支援実績

・強み2:自社開発のEDCシステム
臨床研究のノウハウを詰め込んだ専門のEDCシステム(CapTool®シリーズ)を保有
自社開発のためユーザビリティが高く、

・強み3:エムスリーグループとの連携
日本の医師の約9割が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」の情報の活用(「治験君」等)、電子カルテ「エムスリーデジカル」を活用したRWEへの取り組み、グループ会社であるSMOとの連携など



■モニタリング関連部門として
・臨床研究のプランニングから支援することで、臨床研究のゴールである学会発表や論文投稿を見据えたKOLとのコミュニケーションも含めて、モニタリングを遂行できる専門性の高さ
・国内No.1の臨床研究受託実績に基づく幅広い研究デザインや疾患領域に対応可能な専門性の広さ

CRAのキャリアパス

■CRAとしてのキャリアパス
・CRAとしてモニタリングや事務局業務を一通り対応した後、サブPLやPLとしてプロジェクトをリードする役割を担うことが可能。CRAとしてモニタリングフェーズのみを担当するのではなく、より業務の幅を広げてスキルを伸ばしていくことが可能(早ければ新卒4~5年目で、アカデミアに近いところで研究の立ち上げからpublicationまで携われる)
・リーダーポジションではなくCRAとしての専門性を高めるため、難易度の高いデザインの研究にチャレンジしたり、幅広い疾患領域を担当したり、臨床研究法などのレギュレーション面での知識やスキルを身に着けていくことも可能
・将来的にはマネジメントにもチャレンジして、管理職として部下をもってマネジメントスキルを磨いていくことも可能



■CRA以外のキャリアパスと、異動の仕組
1.CRAから他職種への異動事例
データマネジメント、メディカルライティング、社内SE、特定臨床研究コンサルタント、プロジェクトプランナー(製薬会社やアカデミア向け企画営業)、QC、GCP監査、安全性管理、教育等(兼務も含む)
*エムスリー等、グループ会社への出向、兼務もあり。治験/臨床研究のIT化といった大きなテーマに取り組むことも可能

2.異動の制度
・半期毎に行われる評価の際に評価シートに希望職種や時期を記載(自己申告)
・社内公募制度(他部門への公募に手挙げする制度)を不定期で実施(年1回程度)
・その他、随時本人の希望や適性にて判断(兼務にて複数部門を経験することも可能)


CRAに求める人物像、採用方針

1.CRAとしての一般的な要求事項
・(治験のような統制環境下ではなく)臨床実態における医薬品の効果・安全性の最大化への貢献意欲
・医学知識(基礎レベル。循環器,精神科,腎臓領域であればなお可)
・GCPに基づきモニタリングを的確に行うスキル
・達成志向
・事実に基づいて合理的に判断し、解決策を提示できる論理的思考力
・社内外の人間と円滑に業務を進められるコミュニケーション力,交渉力及び関係構築能力
・マネジメント・メンバーの成長への興味
・関連法規,指針等の強い遵守精神
・PCスキル(Word, Excel, PowerPointが問題なく使えるレベル)

2.尚可要件
・臨床研究(や治験)の在り方を(ITを使って)変えたいという意欲
・正解がない課題に取り組むこと、今までにない道を作ることを楽しめるマインド
・ルールや慣習を尊重しつつも、良い意味で疑う力、より良いものへの探求心
・リーダーシップを発揮した経験
・医療や顧客にとって良いもの、正しいことをしがらみに捉われず表明できる率直さ
・臨床研究法、倫理指針に関する知識



教育研修

・継続研修(主にCRAを対象、2ヶ月に1回程度)
・臨時研修(外部講師による英語や統計学、臨床研究関連の専門研修)
・疾患勉強会やLessons & Learnedの定期的な実施(主にグループやプロジェクト毎)
・学会・セミナー参加

※未経験者向け
導入研修として入社後1ヶ月程度でSOPやレギュレーション面を中心とした研修を実施した後、OJTとして施設対応やモニタリングなどを実施してモニター認定を取得、その後プロジェクトに正式アサイン

福利厚生

■休日休暇
完全週休二日制(土・日)、祝日、年末年始休暇、夏期休暇、年次有給休暇、慶弔休暇、特別休暇(生理休暇、看護休暇など)
■福利厚生
社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災)
借上社宅制度
確定拠出年金制度
社内表彰制度(毎月、報奨金あり)
慶弔見舞金制度
育児・介護休業制度、時短勤務制度あり


働き方

■勤務時間
9:00~17:30(フレックス制)
・コアタイム 10:00~15:00
・始業時間 7:00~10:00/終業時間 15:00~22:00
・在宅勤務制度あり
・時短勤務については応相談



その他

       


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