STEP1.「転職」を意識した時、本当に考えるべきこと

転職の進め方とコツ キャリアUP/年収UP転職術 2021.09.01

転職はビジネスキャリア、さらにはライフキャリアで実現したいことのための手段の一つでしかりません。

そのため、「転職」が頭をよぎったら転職そのものとともに、

(1)中長期的な観点からキャリアで実現したいこと

(2)将来的になりたい自分(誰にどんな価値を提供して、喜んでいただいているか)

をしっかり考えるべきです。この2つが、今目の前の転職で応募しようとしている(内定を受諾しようとしている)ポジション/会社ときちんとつながっていなければ、どんなに世間体の良い有名な会社でも、高い年収のポジションでも、いずれ大きな違和感を抱くことになるからです。

さらに言えば、上記(1)(2)を実現する手段は転職以外にもあるはずです。

・現職で異動や事業の立ち上げを行う

・勉強する(MBAなどに通うのもその一つです)

・副業で自己実現を目指す

・世の中に自身がやりたいビジネスや職種がなければ、起業する

といった選択肢も考えるべきです。加えて、常にこれらを複数重ね合わせ、キャリア形成を行っていく必要があります。

 しかし、多くの求職者の方の相談に乗っているなかで、他転職エージェントも並行して利用している場合、どのような転職活動をしているのかをお聞きしていると、少なくないエージェントが、

「求人を案内し、とにかく応募していただき、内定・入社に結びつける」

ことにフォーカスしてしまっているようです。なぜなら、人材紹介ビジネスは、通常、求職者が推薦した採用企業に入社しないと紹介手数料として売上が発生しないからです。言い方を変えると、求職者の面談自体は全くお金にならないので、「応募(推薦)→内定→入社」にこだわるエージェントも実在するのです。

 そういったエージェントにあたった求職者の方からは、例えば、

「自身の可能性ややりたいことを探求するより、今の自分で内定が取れそうな求人の案内ばかりされる」

「相当な努力が必要なキャリア目標を伝えたら、“そんなのは今のあなたには無理だから、現実的な求人を見ましょう”と言われた」

というようなお話をよく聞きます。

しかし、自身のキャリアは自身のものです。エージェントの都合で応募先や、ましてや入社先を決めてはいけません。

そのためにも、中長的に実現したいこと、究極的に実現したいことを明確にし、キャリアの軸をしっかり持ち、自己都合で転職を勧めてくるエージェントの口車に乗らないようにしなければいけません。

そして、そこから逆算し、自身が実現したいキャリアのために

①中長期的にどうしていけばいいか

②そのうえで今どういうポジション/会社に転職すべきか、更には転職より的確な選択肢はないのか

③あるいは転職とその他の手段を掛け合わせることはできないか

を考えていきたいところです。

 

 ただ、自分が「やりたいこと」が見えないため、キャリアの軸や中長期的なキャリアプランを立てられない方がほとんどです。

 では、「やりたいこと」をどう見いだしていけばいいのでしょうか。次の記事でご説明させていただきます。

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STEP1.「転職」を意識した時、本当に考えるべきこと
STEP2.本当にやりたいことを見いだす
STEP3.業界や職種に関する情報収集 ~やりたいことに近づく仕事を探す~
STEP4.応募書類の作成(特に職務経歴書の戦略的な書き方)
STEP5.応募と選考対策
STEP6.内定通知書の確認ポイント・条件交渉
STEP7.現職との退職交渉
STEP8.転職先への入社後

       

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